構図の決め方について
絵を描く際に、「どのような構図で描けば良いのだろう?」と考えた場合、よく使う構図として、"日の丸構図"や"三分割法"などになります。
このような構図の撮り方は、"写真の撮り方"を参考にするのが良いです。また、カメラの入門書には構図について書かれているものもあります。
また、慣れてきたら映画なども参考になります。
しかし、昨今の日本のドラマなどは、構図がテンプレート化されている為あまり参考にはなりません。
絵の背景について
人物を同じ位置構図でカメラを使って撮った場合でも、"通常"で撮った場合と"ズーム"を使って撮った場合とで、「木」の見え方が変わります。
実際の構図で考えると以下の様なイメージになります。
この様な見え方は、カメラの焦点距離が違う為です。
分かりづらいので、カメラの移す範囲を上から見ると、どうなっているのかを確認してみます。
"ズームで撮った場合"と"通常で撮った場合"とではカメラの位置も違います。また、レンズの"角度ズーム"で撮った場合狭くなります。それが、背景に影響を与えます。
ズームで撮った場合は、遠近感がなくなります。
どのような構図で、どのように描くかは、自分次第ですし、背景もパースを使い描くのか、その絵をどう見せたいのかで変わってくると思います。
遠近法について
遠近法には、"パース"や"空気遠近法"など、様々な遠近法があります。
つい、パースの遠近法にいきがちですが、"広い大地"や"色"で遠近感覚を表現したい場合は"空気遠近法"が有効だったりします。遠近法には、いくつか種類がありますので、ぜひ、調べてください。
「構図について」は以上になります。