体の描き方
体の描き方について
体の描き方には、様々な方法があります。また、体のアタリのとり方も様々です。いくつかの方法を混ぜながら一番、描きやすい方法を探すのがベストです。
ここで、描くのは、立体(四角形)をベースに考えたやり方になります。男性、女性の描き分けは、本などを参考に調べてみて下さい。
※アタリとは、絵を描く時の"下書き"やガイドにする"線"や"印"などのことを言います。
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正面の体の描き方
1.何等身にするか?を決めます。
年齢やデフォルメ具合により決めます。
今回は"6等身"の女の子を描いていきます。
2.顔の大きさの四角形を等身分、縦に並べます。
よく、丸でアタリの等身を描く場合がありますが、丸でそのまま、顔を描くと髪のボリュームで等身が思っていたよりも小さくなる場合があります。
この様な場合、「4.」で描く様な頭のアタリを使用する等身が狂わなくてすみます。
3.アタリの縦軸の中心線を描いてください。
これが、正面を描く際の重心になります。重心に沿って絵を描いていきます。
4."顔のアタリ"と"股関節"の位置を決めて、"肋骨"の位置を決めます。
この様な、簡単な図形で配置します。
股関節の位置を先に決めることで、全体のバランスを掴みやすくなります。
人物、キャラクターによってこの辺りの"股関節"や"肋骨"の大きさや配置は様々になります。
簡単な図形について
この簡単な図形は、かなり重要になります。ポーズを描く場合など、向きの方向を描く際、この図形を目安になります。
"デッサンの本"などで、自分に合った"体のアタリの描き方"を探してみて下さい。
5.肩・肘・手のアタリを描きます。
位置を決めるので、棒人間の腕のように描いて大丈夫ですが、関節は、わかるように描きます。
この際、手のサイズは決めておきます。
できる限り、この段階で決めた手のサイズから変えない方が良いです。
※手は難しいので、描いていくごとに、どんどん手が大きく描いてしまう人もいるので、この段階でサイズを決めておいた方が無難です。
6.股関節から、膝、足のアタリを簡易的に描きます。
この時に重心を意識して足を配置してください。
足の位置を肩幅にするか、重心線に片方の足を置く方法があります。
今回は、肩幅に足を開きます。
7.アタリをベースに体を描いていきます。
この際、下絵の段階になりますが、骨格や筋肉などを意識して描いて下さい。
骨格や筋肉については、"デッサン本"を参考に描いて下さい。
10.これで、線を整えて体は完成です。服などを着せたい場合は、この体の絵に沿う形で描きます。
ポイントとして、体を描く際は、見える骨(鎖骨や関節の骨)や見える筋肉を意識して描くといいと思います。
筋肉などは見える範囲で、「こんな感じであったな」くらいで大丈夫です。必要になった際に写真などを探して参考に描くと良いと思います。
"デッサンの本"や"骨格の本"などでは、体の特徴の部位の描き方を紹介している本もあります。ぜひ、探してみてはいかがでしょうか?
「正面の体の描き方」は以上になります。
横の体の描き方
1.何等身にするか?を決めます。
年齢やデフォルメ具合により決めます。
今回は” 6等身”の女の子を描いていきます。
2.顔の大きさの四角形を等身分、縦に並べます。
よく、丸でアタリの等身を描く場合がありますが、丸でそのまま、顔を描くと髪のボリュームで等身が思っていたよりも小さくなる場合があります。
この様な場合、「5.」で描く様な頭のアタリを使用する等身が狂わなくてすみます。
3.アタリの縦軸の中心線を描いてください。
これが、横の体を描く際の重心になります。重心に沿って絵を描いていきます。
4."顔のアタリ"と"股関節"の位置を決めます。
ある程度、大まか形状の印で大丈夫です。
5."頭のアタリの頂点"から"股関節"を通り"体全体アタリの地面ところ"に、体のアタリから出さないように「S字」を描きます。
「S字」は四角いアタリの半分のサイズになります。
「S字のアタリ」は、体自身が体のバランスをとる為の重心になります。わかりやすく言うと、姿勢のことです。
6."顔のアタリ"と"股関節"、"肋骨"の位置を決めます。
この様な、簡単な図形で配置します。
人物、キャラクターによってこの辺りの"股関節"や"肋骨"の大きさや配置は様々になります。
※正面より横の方が幅が細いので"股関節"や"肋骨"は少しガイドより小さくします。
簡単な図形について
この簡単な図形は、かなり重要になります。ポーズを描く場合など、向きの方向を描く際、この図形を目安になります。
"デッサンの本"などで、自分に合った"体のアタリの描き方"を探してみて下さい。
7.股関節から、膝、足のアタリを簡易的に描きます。
「S字」を参考に"カカト"の置く位置を決めます。だいたい、「S字」の部分がカカトになります。
"膝"の位置は、「S字」の内側くらいに配置するようにします。
股関節から"膝"、"カカト"と線で繋げます。
6.肩の位置を決めます。
"腕"や"手"は、まだ、この段階では描きません。
理由として、体を描く際に手前に来てしまうので、ボディラインを描こうとする場合にどうしても邪魔になるので最後に描きます。
7.アタリを参考に"体"を描いていきます。
この際、下絵の段階になりますが、骨格や筋肉などを意識して描いて下さい。
骨格や筋肉については、"デッサン本"を参考に描いて下さい。
8.肘、手の位置のアタリを簡易的に描きます。
この際、手のサイズは決めておきます。
できる限り、この段階で決めた手のサイズから変えない方が良いです。
※手は難しいので、描いていくごとに、どんどん手が大きく描いてしまう人もいるので、この段階でサイズを決めておいた方が無難です。
9.肘、手を描きます。これで、線を整えて体は完成です。服などを着せたい場合は、この体の絵に沿う形で描きます。
ポイントとして、体を描く際は、見える骨(鎖骨や関節の骨)や見える筋肉を意識して描くといいと思います。
筋肉などは見える範囲で、「こんな感じであったな」くらいで大丈夫です。必要になった際に写真などを探して参考に描くと良いと思います。
"デッサンの本"や"骨格の本"などでは、体の特徴の部位の描き方を紹介している本もあります。ぜひ、探してみてはいかがでしょうか?
「横の体の描き方」は以上になります。
斜め体の描き方
1.何等身にするか?を決めます。
年齢やデフォルメ具合により決めます。
今回は” 6等身”の女の子を描いていきます。
2.顔の大きさの四角形を等身分、縦に並べます。
よく、丸でアタリの等身を描く場合がありますが、丸でそのまま、顔を描くと髪のボリュームで等身が思っていたよりも小さくなる場合があります。
3.向かせたい方向に縦の線を描きます。
この際、向かせたい方向がわからない場合は、仮に顔を描きイメージしやすくします。
※「3.」で描いた線は方向の基準になるので"体のアタリの線"と"顔のアタリの線"中心線は同じになりますが、それ以外は、"体のアタリの線"と"顔のアタリの線"は別々に描くことになります。
4.向かせたい方向に描いた線の反対側に、同じ幅で縦線を描きます。
5.線を描いた反対側も均等になるように線を描きます。
6."顔"と"股関節"、"肋骨"の位置を決める為のアタリを描きます。
この様な、簡単な図形で配置します。
人物、キャラクターによってこの辺りの"股関節"や"肋骨"の大きさや配置は様々になります。
簡単な図形について
この簡単な図形は、かなり重要になります。ポーズを描く場合など、向きの方向を描く際、この図形を目安になります。
"デッサンの本"などで、自分に合った"体のアタリの描き方"を探してみて下さい。
7.股関節から、膝、足のアタリを簡易的に描きます。
立体を意識して足を配置して下さい。
この位置に関しては、どうしても感覚的なモノになってしまいます。
また、見えない部分も意識することが、大切になります。
8.肘、手の位置のアタリを簡易的に描きます。
足と同様に立体を意識して配置する必要があります。
また、足同様に見えない部分も意識することが、大切になります。
9.アタリを参考に"体"を描いていきます。
この際、下絵の段階になりますが、骨格や筋肉などを意識して描いて下さい。
骨格や筋肉については、"デッサン本"を参考に描いて下さい。
10.これで、線を整えて体は完成です。服などを着せたい場合は、この体の絵に沿う形で描きます。
ポイントとして、体を描く際は、見える骨(鎖骨や関節の骨)や見える筋肉を意識して描くといいと思います。
筋肉などは見える範囲で、「こんな感じであったな」くらいで大丈夫です。必要になった際に写真などを探して参考に描くと良いと思います。
"デッサンの本"や"骨格の本"などでは、体の特徴の部位の描き方を紹介している本もあります。ぜひ、探してみてはいかがでしょうか?
「斜めの体の描き方」は以上になります。